皆さんは車にガソリンを給油するとき、支払いは現金ですか?ガソリンスタンドが発行しているクレジットカードですか?
私は以前はガソリンスタンド(正確には石油関連会社)が発行しているクレジットカードでガソリン代の支払いを行い、1リットルあたり2円引き、満タンに入れて約100円弱の節約をしていました。
しかし、ガソリンスタンドが発行しているクレジットカードはガソリンそのものの値引きをしている分、ポイント還元が悪いんですよね、残念ですが。
ポイント還元を重視する陸マイラーとしては、ガソリン代の支払いでもポイントやマイルを貯めたいものですよね。
ガソリン給油でポイントとマイルの3重取りが意外と簡単な方法で出来ますので、本記事ではその方法を紹介します。
目次
ENEOSでポイント&マイルを3重取りするその方法は?
結論から書きます。
これでANAマイル、Tポイント、クレジットカードポイントの3重取りをする事が出来ます。
注:iDはQUICPayでも大丈夫だと思いますが、未検証です。
詳細について順番に説明します。
ANAカードマイルプラスでマイルをためる
ENEOSはANAカードマイルプラス提携店の対象です。
ANAカードマイルプラス提携店と言うのは簡単に言うと「対象の店舗でANAカードを使用するとクレジットカードポイントとは別でマイルを還元するよ」というものです。
ENEOSはANAカードでのクレジット決済100円(税込み)=1マイル貯まりますので、1.0%のマイル還元があります。
これだけでANAカードのクレジットカードのポイントにプラスしてポイント2重取りになります。
iD利用でTポイントをためる
ENEOSはTポイントとも提携しているので、ガソリンを給油する際にTポイントを貯めることが出来ます。
ENEOSはガソリン給油200円につきTポイントが1ポイント貯まりますので、0.5%のポイント還元があります。
しかし、実はANAカードはENEOSでTカードと一緒に使えないカードに指定されています。
実際にANAカードでクレジット払いをしようとすると、Tカードを受け付けてくれず、ANAカードとTカードを一緒に使おうとしても使えません。
そのANAカードとTカードを一緒に使うために、iD利用が必要なのです。
理由については詳細不明ですが、一説によるとクレジットカード番号でANAカードであると判別しているようで、これはiDを利用することで回避することが出来ます。
これでクレジットカードのポイント、ANAカードマイルプラス、Tポイントの3重取りが出来ることになります。
実際にENEOSで操作してみました
▼まず最初に支払い方法を選択する画面が出てきますので、iDを選択します。
▼「iDをかざして下さい」という画面になりますので、支払い機器の箇所にiDをかざします。
▼iDをかざすと「Tカードを入れて下さい」という画面が出ますので、ここでTカードを入れます。これで、ポイントの3重取りが可能となります。
▼後は入れたい油の種類や量を選択すればOKです。これ以降は特別な操作は不要です。
iDが利用出来るENEOSはどこ?
ENEOSでは全ての店舗でiD利用に対応しているわけでは有りません。
なので、ENEOSに行く前にiD利用に対応している店舗を調査しておく必要があります。
検索は以下の公式サイトからiD取扱にチェックマークを入れてエリア検索するだけで、OKです。
また、店舗を調査する際に、もう一つ重要なことがあります。
それは「セルフスタンド」にもチェックマークを入れて絞り込みをすることです。
機械相手だと決まった通りのことしかしませんし出来ませんが、ガソリンスタンドの店員さんが相手だと、ANAカードを見せた瞬間にTカードを拒否される可能性が高いです。
店員さんもそこまで深く考えないでしょうし、そこで交渉する労力を使うくらいであれば、最初からセルフスタンドかつiD利用が可能な店舗を把握しておくほうがベターです。
まとめ(近所のENEOSで試してみて下さい)
ENEOSでガソリンを給油する際に「iD付のANAカードで、Tカードを通して、iDを利用して支払い」をすれば、クレジットカードのポイント、ANAカードマイルプラスでマイル、Tポイントで3重取り出来ることを紹介しました。
調べていて驚きましたが、ENEOSは北は北海道から南は沖縄まで全国に約10,400ケ所店舗があるようです。
ご近所にもENEOSがある方は多いと思いますので、是非マイENEOSを見つけて、ポイントの3重取りをしていきましょう。