先日知人に誘われて東京タワー階段競争に参加してきました。
久しぶりの大会参加だったしほとんど練習をしていなかったのであまり行く気はしませんでしたが、競技自体は4,5分程度で終わるとの事前情報があり、それくらいであれば練習しなくてもなんとかなるか、と渋々東京タワーに歩を進めました。
私は川崎に移住してきて8年目ですが、東京タワーに行くのは初めてです。
最寄り駅から堂々とそびえ立っていることがわかる東京タワーは圧巻です。
渋々この地に来たものの、やはりどでかい東京タワーを見るとテンションが上がります。思わずパシャパシャとスマホで何枚か写真を撮ってしまいます。
やっぱり東京といえば東京タワーですよね!
大会概要
第7回 東京タワー階段競走 大会概要
【開催日】 2018年6月17日(日)
【場 所】 東京タワー
【交 通】 駐車場なし。公共の交通機関をご利用ください。
【受付・スタート地点】 東京タワー下の建物の屋上(東京タワーフットタウン屋上)
【申込み】 スポーツナビDo、ランネット、スポーツエントリー
【種目・参加費】 一般の部(中学生以上) ¥4,320
小学生の部(小学生) ¥4,320
チーム戦(4名、小学生以上) ¥15,120
【定 員】 300名
【表 彰】 一般男女各1~6位、小学生男女各1~3位、団体1位、記録証あり
【〆切り】 5月21日(月) ※定員になり次第〆切り(定員のため締め切り)※大会案内は開催日3日前までに案内送付予定
【タイムスケジュール】
受付開始時間:7:15〜
競技開始時間:8:30〜5K申告タイムの速い順に、1名ずつのウェーブスタート
【その他確認事項】
・5Kのタイムを申告していただき、申告タイムの速い順(1番~)にスタートとなります。(追い越しを少なくするために、ご自身の走力からかけ離れたタイムでの申告はご遠慮願います。)
・番号は、開催3日前までに参加者に通知します。
・競技開始時間は変更になることがございます。ご了承願います。
・追い抜かれる際は走路を譲ってください。また無理な追い抜きはご遠慮ください。
・チーム戦は4名合計タイムで競います。
【主 催】東京タワー階段競走実行委員会
〒181-0002 三鷹市牟礼3-7-15(リスタート内) Tel0422-29-8470
【協 力】東京タワー、株式会社アリスト(メダリスト)、リスタートランニングクラブ
参加人数もそうですが、主催が「リスタート」という市民マラソンクラブなので、それほど大きくなさそうな大会かな、と想像はしていました。
そもそも走路が階段で狭いので、人数を集めすぎると事故が起きそうな気がします。
私は以前にこのリスタートが主催するタイムトライアルに参加したことがあるので、その時と同じで、出店などのある大きい大会というよりどちらかと言うとアットホームなこじんまりとした大会を想像していましたが、そのへんはあながち間違いではなかったです。
▼受付の様子
受付ではリストバンド的なやつをもらいます。リストバンドでスタート&ゴールの管理をするようです。
荷物預かりもありましたが、今回は知人が一緒だったのでスタート時間の違う知人と入れ替わりで荷物番をすることにしました。
約530段ダッシュはきつい!
スタートは参加者が一斉にスタートするのではなく、ウェーブスタートと行って10秒毎に一人ずつスタートしていきます。
走るのは一人なので、マラソン大会にありがちな「周りが人多すぎて走りにくい」といったことは一切ありません。
スタートするときは受付でもらったリストバンドを謎の機材にタッチしてスタートします。タッチすると「ヒュ~イ!」という音が響きます。
スタートしてから最初の方は快調でした。
調子に乗って1段飛ばしとかもやっていました。
しかしながらそこは練習をほとんどしていない31歳おっさんの私。
地獄を見ることになったのは200段を超えたあたりから。
一気に脚が上がらなくなります。
普通の平地を走っているときにあるような徐々に脚が動かなくなる、ということは一切ありませんでした。
そこからは腕を懸命に振って階段を上がりますが、次第に腕も上がらなくなり、最終的には手すりがお友達です。
1段飛ばしとかしなければ良かった・・・。
周りの景色も鉄格子に囲われ、自分が今どのくらいの高さにいるかもわかりませんが、互い違いに通る下り階段を降りる人たちがあと少しだよ!と声をかけてくれます。
周りに走っている人もいない中、声をかけてくれるのは嬉しいですね。
手すりをつたいながらよたよたと歩き、
531段目でようやくゴールです。
手元の時計で4分15秒かかりました。
脚も上がらない、腕も振れない、酸欠で頭が痛いという感覚は正直初めてでした。
ゴールは本当のゴールではなかった模様
ゴールでもスタートと同じ機材にタッチしてゴールします。ゴールしたからといってすぐにその苦しみから開放されるわけではありません。
地獄はまだ続きます。
実はゴールは展望台ではないのです。
展望台から少し下がったところにゴールはありました。
つまり、ゴールしたあとに即休憩ではなく、ゴールしたあとに約70段くらい上らないと休憩は出来ないのです。
ゴールしたあとの階段のほうが競技中の階段より遥かにきつかったよ・・・。
展望台で見る景色は素晴らしい
展望台に到着したあとは、認定証と水を貰って回復するまでしばしの休憩です。
やっぱり東京が見渡せる東京タワーは素晴らしいですね。曇り空ですがいい景色。
▼シースルーも当然見ておきます。
そして帰りは上り階段と互い違いになっている下り階段で下ります。
エレベーターは使えたのかどうかはわかりませんが、下り階段でいつ脚を踏み外すともわからなかったので、できればエレベーターを使いたかったですね。
GPSはほとんど動かず
私はランニングの際はガーミンの時計をしています。
今回の東京タワー階段競争のGPSはこんな感じ。
当然ですがほぼ点ですね。
ちなみにこの時の走った距離はGPSによると0.08km。
タイムが4分15秒なので52分25秒/kmと表示されています。
うちの2歳の息子でもそんなにかからないよ・・・。
しかも高度測定は出来ていません。
私の地獄の苦しみはガーミン先生にとっては「何していたんだコイツ?」と言ったところでしょうか。
まとめ
東京タワー階段競争に初めて参加しましたが、階段をひたすら上る!という普段体験できないようなことを体験できたので、終わったあとの達成感はそれなりにありました。
マラソンみたいに数時間もかかるものではなく、延々と苦しみが続くこともなく4,5分でサクッと終わるので、興味があれば次回参加してみてはいかがでしょうか。
多分次の大会もあります。
マラソンとは違う苦しみを味わうことが出来ますよ。