ATRACとの決別！！！.oma形式（ATRAC）のファイルをまとめてMP3に変換する方法

この前HDDの調子が悪くてOSをクリーンインストールする羽目になったのですが、各ソフトのインストール作業をしている最中に、以前音楽管理ソフトとして使っていた「X-アプリ」が配布終了していることに今更ながら気が付きました。

私は昔からWALKMAN派だったのでiTunesは使っておらず、ソニーが提供する音楽管理ソフトを延々と使ってきていました。

X-アプリが使えなくなるのはソニーのことなのでそれほど気にしていません。
問題は新しい音楽管理ソフトであるMusic Center for PC の出来が悪すぎること。

・・・簡易的なデザインな割に異常に重くて使いづれえ。
なんだこれ。。。

NW-A3000を少ないお小遣いでやりくりして買って、CONNECT Playerからの付き合いでしたが、怒りのアンインストールでございます！！！

私、iTunesに浮気します！！！

問題は大量にある.oma形式（ATRAC）のファイルをどうするか？

CONNECT PlayerもSonic StageもX-アプリも文句の一つも言わずに使い続けていた理由は、わけも分からず.oma形式（ATRAC）で取り込んだ音楽ファイルが大量にあることです。

データが格納されているフォルダで「.oma」で検索してみると2720曲(！)もあることがわかりました。

これらの音楽ファイルはレンタルCDだったり、友人からCDを借りて取り込んだ音楽ファイルがほとんどなので、改めてCDから取り込むということはしません。

ただ.oma形式の音楽ファイルはソニーのソフトでしか再生できないので、ソニー以外を選ぶということはこの2720曲との別れを意味しますが、それはしたくないので.oma形式のファイルをMP3でもなんでもいいので、変換できる方法について調べました。

ネットで調べてみると、どうも公式的に2017年末くらいまでは.oma形式を.mp3に変換する方法がありました。

MP3 Conversion Toolを利用してまとめてMP3に変換する方法ですが、これを使うためにはSonic StageやX-アプリが必要です。（結論から言うと今回紹介する方法もこの方法です）

X-アプリの配布は2017年末に終了していますし、Sonic Stageなんてもっととっくの昔に配布は終わっています。

MP3 Conversion Toolを使わないMedia Goを利用した方法もありますが、こちらも配布は2017年末に終了しています。

▼X-アプリとMedia Goの公式サイトは残っていますが、Music Center for PCのサイトに誘導されます。

先程ちらっと書きましたが、今回私が.oma形式のファイルをMP3に変換した方法はMP3 Conversion Toolを利用する方法です。

MP3 Conversion Toolは.oma形式のファイルを.mp3に変換するためだけのソフトです。このMP3 Conversion Toolは今でも普通に配布しています。（ダウンロードサイトはこちら）

（単独では使えないソフトを配布している意味は何なんでしょう・・・。）

問題は配布終了しているX-アプリです。

クリーンインストール前ならインストーラーが残っていたかもしれませんが、残念ながらそれはありません。そこでインターネット・アーカイブを利用すればインストーラーをダウンロードすることが可能です！！！

Media Goはおまけですが、私が見た時点（2018年10月）だとまだダウンロードは出来ました。これもいつダウンロード出来なくなるかわからないので、気づいたもの勝ちですね。

▼インターネット・アーカイブで見るとまだイケる！！！

このMP3 Conversion ToolとX-アプリの二つが揃っていれば、MP3 Conversion Toolを起動してポチポチすることであっという間に設定が終わり、変換作業が始まります。

▼ここまでくれば後はもう待つだけ。

私は今回ギリギリ滑り込みセーフと言ったところでしょうか。

というよりも、最新の音楽管理ソフトであるMusic Center for PCで作成すら出来ないメーカーが見捨てたような化石の形式は、今流行りの形式に簡単に変換できるようなソフトなりなんなりを提供してほしいと切に願います。

この記事を見た方でATRACの音楽ファイルがある方は今のうちにMP3に変換しておいたほうがいいと思います。

いつソニーのソフトでも使えなくなるかわかりませんから。