2017年末の忘年会で私の職場としては珍しく景品付のゲーム大会をやっていました。
ゲームの内容はさておき、私はそのゲーム大会で何がどうあったのかはよく覚えていませんが、トイレットペーパーを貰いました。
ただのトイレットペーパーでは有りません。
最・高・級のトイレットペーパーです。
その名も「羽美翔【蝶】」
3ロールでお値段なんと5,000円超え、1ロール軽く1,500円を超えています。
12ロール入で450円位のやつなら120ロール買ってもお釣りがきます。
この圧倒的値段のインパクトは、確かに忘年会の景品開封の時に輝いていました。私は神戸牛のほうが欲しかったのだけれども。
最高級トイレットペーパーを開けてみた
既に2ロール使っていて開封の儀もへったくれもないのですが、一応開けたことのない体でいきたいと思います。
まずパッケージからかなりしっかりした作りで、めちゃくちゃ金がかかってそうな感じです。
それもそのはず公式サイトによると「京都の和紙職人 手張りのストックボックス」の記載があります。京都の職人さんがやっているなら間違いない、そう思わせる何かがあります。
パッケージの表(?)には「羽美翔」の文字、そしてその裏には「皇室献上品」の文字が!
このトイレットペーパーは皇室献上品として5年間、献上していた実績が売りのようです。
このパッケージはかなりしっかりしているので、仮に中のトイレットペーパーがなくなったとしても何かに使えそうではありますが、何かが思いつかないので、タンスの中に空箱のまま閉まって置かれそうです。
中のトイレットペーパーも当然のように高級そうな和紙に包まれています。
こちら「高級土佐和紙」というもののようです。
私のような小市民は「高級土佐和紙」がどんなものかはわかりませんが、ただ高級そう、ということはわかります。
そしてこの和紙を破り捨てると、ようやく最高級トイレットペーパーとのご対面です。
手にしてみた感想は「柔らかい、ふわふわで柔らかい、とにかく柔らかい」です。
また、トイレットペーパーの表面には何やら色々書かれています。
花柄模様や和歌など、公式的に言うと「ジャパニーズ・モダン」なデザインが施されています。
デザインは超細かくて、このデザインを入れるためにかなり高度な技術が適用されているようで、そのこだわりが感じられます。
ここまで手が込んでいるものなのにやることはお尻を拭くこと、と思うと心がはずみます。
最高級トイレットペーパーを使ってみた感想
最高級トイレットペーパーを使ってみた感想ですが「すっげーやわらけー!最高級ー!」といった感想しか出てきませんでした。
私としては使ったことのないもの、出会ったことのないものでしたが、お尻を拭くという行為はいつもやっていることのなので、その辺りに特別な感情はありませんでした。
こういったものは、その最高級品を作った会社や職人さんに思いを馳せ、その製品を作るまでの情熱を噛み締めながら使うもの、と思いました。
最高級トイレットペーパーの使うタイミングがわからない問題
既に2ロール使っていて言うのも何なんですが、使うタイミングが難しいんですよね、コレ。
トイレットペーパーは日用品の消耗品です。
これが例えば最高級爪切りとかだったら、日用品ですが消耗品ではないので気兼ねなく使えますが、トイレットペーパーは一度使ったらおしまいです。
しかもこのトイレットペーパーは3ロールしか有りません。
私の場合、とりあえず使ってみたの1ロール、妻がしれっとセットしていた1ロール、余っている1ロールといった具合です。
使ってしまえばいいじゃんとも思いますが、私はファイナルファンタジーとかでもエリクサーを最後まで取っておくタイプなので、なかなか踏ん切りが付きません。
逆にここまで来たら、災害対策セットとかの中に潜りこませるというのも有りですね。
物資が不足し、トイレットペーパーも不足している中、まず使うのは最高級というのは良いかもしれません。
まとめ
個人用としてはまず間違い無く買わないですが、贈答用やゲームの景品用としてなら有りだと思います。
実際、公式によると使われている用途として多いのはプレゼント用とのことです。
出オチ感はありますが、確かにこのトイレットペーパーが場に出た瞬間の盛り上がりは凄いです。インパクトありますしね。
もちろん質もいいと思いますが、それ以上に職人さんたちのこだわりが感じられる一品だと思います。
あなたも忘年会の幹事で、ゲームの景品に困ったときは最高級トイレットペーパーを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。